職場見学

有工生が行く!すごいぞ!佐賀のものづくり セイブ「明るい暮らしを支える」

県内のものづくり企業を工業高校性が訪ね、企業の魅力やものづくりへのこだわりを若者目線で伝えます。
今回は送電線に欠かせない部品である碍子(がいし)を製造する会社「セイブ」(有田町)に、有田工業高校セラミック科2年と電気科2年のお2人が訪問しました。 取材年月:2017年1月

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年間360種も製造!
普段何気なく目にする碍子ですが、一つの電柱でも約15種類の碍子が使われていると聞いて驚きました。しかも電柱や鉄塔によって、その種類や数も違ってくるそうです。セイブが作る碍子は、年間約360種類!発注するメーカーの図面や仕様に合わせて、素材や成形方法を変えながら作ります。特に、素材を円柱状に押し出して、乾燥させてから旋盤機で削る成形は、日本ではセイブだけの独自の技術。最初に乾燥させるため寸法が合わせやすく、スピーディーに仕上げられるのが特長です。
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職人技で社会に貢献
成形には1ミリ以下の誤差も許さない、高い技術が求められます。その技と勘が身に付くまでに、10年かかるそうです!「複雑で難しい形の碍子を完成させた時はうれしいし、また違うものに挑戦したくなる」と製造部の鹿さん。つねにチャレンジを続ける職人魂を感じました。
最後の検品も、大切な仕事です。私たちが見てもよく分からないキズや色むらも、担当者は決して見逃しません。小さなキズが一つでもあれば、電気の質が悪くなり、停電などの原因になりかねないからです。「みんなの暮らしを支える、電気の安定供給に貢献したい」という使命感に感動しました。

職場見学を終えて

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最初は「機械工場」というイメージがありましたが、実際見学してみると、地元・有田の「窯元」とほとんど同じ製造工程で、親しみが持てました。工業用品でも芸術品でも、ものづくりへの情熱とプライドは変わらない。こんな会社で働いてみたいと、あらためて思いました。

つくっているもの

碍子(がいし)
電柱や鉄塔に必ずついている不思議な形の白い器具。この正体は陶器製の絶縁材「碍子(がいし)」だ。電線を走る電流が地表や鉄塔に流れることを防いで、電気の安定供給を支えている。碍子はつねに雨風や太陽光にさらされるため、高い強度と絶縁性能が欠かせない。
株式会社セイブ 株式会社セイブ 佐賀県西松浦郡有田町南原甲753
業種:窯業・土石
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